季節を味わう おもやの食卓 なんでもいつでも揃う いまこの時代に、あらためて「旬」のものを 見直してみたいと思います。 旬のものは、体にいいし、なんといっても、おいしくいただけますから。 季節を味わうレシピとともに お楽しみください。

春の旬食材 アスパラガス

フレッシュな桃を皮ごとまるっとケーキに入れて焼いてしまうなんて、贅沢すぎて躊躇してしまいそうですが、フレッシュな桃の香りが、余すことなく生地に移って、初夏の甘い香り漂う特別な一品へと生まれ変わります。
バニラアイスや、はちみつを添えても美味しくいただけます。
バニラエクストラクトがない場合は、贅沢にバニラビーンズをしごいて加えても良いですし、バニラエッセンスで代用する場合は、桃の香りを楽しめるよう、控えめに数滴のみ加えるようにしましょう。

OMOYA Recipe #019 アスパラガスとグリンピースのリゾット

材料

(21cmの底取れケーキ型1台分)
薄力粉 … 200g
きび砂糖 … 120g
ベーキングパウダー … 小さじ2
塩 … 小さじ1/2
無塩バター … 60g
ナツメグ … 小さじ1/8
牛乳 … 120ml
卵 … 1個
桃 … 3~4個(850g前後)

【カスタード生地】
生クリーム … 200ml
薄力粉 … 小さじ2
きび砂糖 … 40g
卵 … 1個
バニラエクストラクト … 小さじ1
塩 … ひとつまみ

作り方

準備

オーブンを180度に予熱し、ケーキ型にバターを塗っておく。
桃をスライスしておく。

1.
ボウルに薄力粉、砂糖、ベーキングパウダー、塩、ナツメグをふるい入れ、
泡だて器でよくかき混ぜる。

2.
1cm角に切った冷たいバターを加え、
薄力粉が細かい粉状になるまで
手で擦り混ぜる。

3.
小さめのボウルに牛乳と卵を混ぜ合わせ、
先ほどのボウルに加え
ゴムべらで全体がまとまるまで
混ぜ合わせる。

4.
型に生地を広げたら
桃のスライスをざっくりと並べ
予熱したオーブンで15分焼く。

5.
焼いている間に、中型のボウルで生クリーム、
砂糖、卵、バニラ、塩、薄力粉を加え
泡だて器でダマにならないように混ぜる。

6.
オーブンからケーキを取り出し
カスタードソースを型に注いで
オーブンに戻し160度に温度を下げて
45分間さらに焼く。
表面がこんがりとした焼き色になり、
型からケーキが浮いて離れてきたら完成。

型のまま15分間粗熱をとってから取り出し、
ケーキクーラーで完全に冷ます。
一晩寝かすと、桃の水分が生地に染み込んで
さらに美味しい。

フレッシュな桃とバニラが隠し味のカスタードソースが出会ったら、この夏のスイートな物語のはじまりです。

◉レシピ:はやみずときこ

東京造形大学卒業後、デザイン会社勤務を経て2011年鹿児島に移住後、
2013年にフードスタイリストとして独立。

雑誌、広告の仕事の傍ら鹿児島市に「chipie -saloon of foodies-」という名のアトリエで
料理教室などを開催している。

https://www.instagram.com/chipie_foodstyling/

https://www.instagram.com/chipie_2f/

冬の旬食材「国産レモン」について、『SAiN』71号でも詳しくご紹介しておりますのでどうぞご覧ください。『SAiN』のお申し込みはこちらから☞

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