空豆はそのまま塩ゆでしたり、皮ごとグリルして食べたり、綺麗な色を生かしてスープにしたりも美味しいですが、今回はトルコ料理のシガラ(シガラ・ボレイ)というフェタチーズとひき肉で作る春巻きをアレンジして、お肉の代わりに空豆を、フェタチーズの代わりにお豆腐を使った代わり春巻きをご紹介します。
味に奥行きとパンチを出すためにブルーチーズを加え、仕上げにクミンの香りでエキゾチックに。
おかずにもお酒のお供にも活躍する一品です。
卵春巻きの皮 …… 10枚
そら豆 …… 30粒
木綿豆腐 … 半丁
ブルーチーズ …… 40g
小麦粉 …… 小さじ2
塩 …… 小さじ1/4
(ブルーチーズの塩加減で調整)
胡椒 …… 好きなだけ
クミン …… 好きなだけ
1.
豆腐を茹で、
キッチンペーパーで水気を取っておく。
2.
そら豆をさやからだし、
皮をむきやすいように切れ目を入れる。
3.
1分くらいゆでる。
4.
薄皮をむき、細かく刻む。
5.
茹でておいた豆腐をボウルにあけて
ゴムベラなどでつぶし、ペースト状にし、
空豆、塩、胡椒を加え、よく混ぜ合わせる。
※ブルーチーズは
物によって塩分量がかなり違うので、
塩味が強いブルーチーズの時は
塩加減を少なめに調整する。
6.
春巻きの皮に
「5.」とブルーチーズを乗せて
細長く巻く。
巻き終わりは、
分量外の水でといた小麦粉を
ノリ代わりにしてとめる。
7.
180度の油で
カラッとあげる。
8.
お好みでクミンをふりかけ、
ミントを添えていただく。
そら豆とお豆腐でトルコ風春巻きをアレンジした一品は、この春の食卓をエキゾチックに彩ります。
◉レシピ:三輪時子
東京造形大学卒業後、デザイン会社勤務を経て2011年鹿児島に移住後、
2013年にフードスタイリストとして独立。
雑誌、広告の仕事の傍ら鹿児島市に「chipie -saloon of foodies-」という名のアトリエで
料理教室などを開催している。
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