菜の花は、アブラナの花芽の総称。 栄養素的には、βカロテンを豊富に含み、抗酸化作用にすぐれています。 また、ミネラルやビタミンB群も豊富に含んでおり、冬の疲れを回復するのにぜひ食べておきたい春の味覚です。 おだやかな春の日々、旬の食材を使った料理をぜひお楽しみください。
菜の花 … 1束
シャケ … 1切れ
生姜甘酢漬け … 6枚
炒りごま … 大さじ1
【炒り卵】
卵 … 2個
きび砂糖 … 小さじ1
塩 … ひとつまみ
ごま油 … 小さじ1
【寿司飯】
米 … 2合
昆布 …10cm
酒 … 大さじ1
【寿司酢】
酢 … 大さじ4
きび砂糖 … 大さじ2
塩 … 小さじ2
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1.
お米を洗い、お酒大さじ1と
分量の水と炊飯器にいれ、
お米の上に昆布をのせて炊く。 -
2.
寿司酢はあわせておく。 -
3.
シャケをフライパンでこんがりと焼き、
皮と骨をはずし身をほぐしておく。 -
4.
炒り卵の材料をボウルで合わせ、
卵は白身を切るようによくかき混ぜる。 -
5.
ごま油をいれて熱した鍋に
卵液を流しこみ、
複数のお箸を束にして
よくかき混ぜながら炒っていく。 -
6.
鍋に湯を沸かし、塩ひとつまみ(分量外)
入れた鍋で菜の花を湯がく。
はじめに茎の方から湯がいていく。
(茎15秒、全体を湯に入れてから30秒) -
7.
ゆであがった菜の花を
冷水にとりよくひやし、
水気をよく取ってから4cm間隔に切る。 -
8.
炊けたお米を寿司桶にあけ、
合わせておいた寿司酢を熱いうちに
振りかけながら切るようにしゃもじで混ぜる。
このときに団扇で扇ぎながら
あら熱を手早く取る。 -
9.
シャケ、炒り卵、菜の花、生姜、
いりごまの具材を
次々に酢飯に混ぜ込んでいく。
切るように混ぜる。 -
10.
好みの大きさのボウルにラップをしき、
お寿司を丸めていく。
このとき、最初に菜の花のつぼみの部分を
1本配置してから残りのお寿司を加えて
丸めていくとより美しくし上がる。
◉レシピ:はやみずときこ
東京造形大学卒業後、デザイン会社勤務を経て2011年鹿児島に移住後、
2013年にフードスタイリストとして独立。
雑誌、広告の仕事の傍ら鹿児島市に「chipie -saloon of foodies-」という名のアトリエで
料理教室などを開催している。
https://www.instagram.com/chipie_foodstyling/