音響熟成木材を知る 品質管理

音響熟成木材をつくる

  • 熟成待ち

    音響熟成木材の原木となるのは、南九州産の杉。丸太や製材など使用用途にあわせた形状のものを、まずは細かく桟切りし、熟成待ちさせます。

  • 熟成準備が終わった原木から、順次「音響熟成庫」に移します。ここで、クラシック音楽を聴かせながら、じっくりと常温で熟成します。

  • 「音響熟成」の期間中は、その日の天候などに合わせて、人の手で微妙な調整を行いながら熟成します。「木は生きもの」を実感する作業です。

  • 音響熟成の期間を経て、「音響熟成木材」となった木材は、選別後、節の穴埋めなどを、ひとつひとつ手作業で行います。

  • 構造材や造作材として、また建具や家具の素材として、それぞれの用途に合わせた仕上げ加工を行います。

  • 音響熟成木材「黒」は、一本一本に手間をかけて加工していきます。この作業が、音響熟成木材「黒」独特の味のある風合いを生みます。

  • 音響熟成木材の加工には、工務店様のオーダーにお応えし、施工される住まいごとにひとつひとつ仕上げるものもあります。

  • カイケンの音響熟成木材は、一本一本を丁寧に扱い、その品質を厳しく管理しています。基準をクリアしたものだけを出荷しています。

音響熟成木材の品質管理

含水率検査

「含水率」とは、木(木材)に含まれる水分の比率です。森の木は多いもので200%の含水率もありますが、家づくりで使用する木材は、15%程度に下げなければなりません。『音響熟成木材』は、不必要な水分だけを抜いて、木の命となるエキスや油分はそのまま残ります。 カイケンコーポレーションでは、この含水率について、厳しく管理し、高品質の木材だけをご提供しています。

色による仕分け

『音響熟成木材』は一本一本それぞれの色合いを持っていますので、「白」「赤」「黒」と色味による仕分けを行っています。

品質基準を満たすものだけを出荷

『音響熟成木材』は、含水率のほかにも、独自の厳しい基準を設け、その品質をクリアしたものだけをお届しています。

音響熟成木材を知る 構造材