リトミック教室を併用した、ご家族の元気な未来を奏でる家
宮崎県宮崎市で、自然に囲まれた素敵な環境にお住まいのK様。
体を動かすことが大好きなご主人と、子どもが大好きな奥様と、お二人の元気なお子様と暮らす「空気がうまい家」のご紹介です。
音楽教育法のリトミック教室を併用したお住まいからは、ピアノの音と子どもたちの元気な笑い声が聞こえてきます。
漠然と新築のことは考えていた
お二人とも、最初はなんとなく漠然と、新築を考えていらっしゃったそうなのですが、当時、奥様のお母様の体調がすぐれない状況もあって、同居を考えたことが家づくりのきっかけになったとのこと。
家づくりのことを考えだしてからは、折込のチラシなどを見て、ご夫婦で積極的にいろいろな住宅会社の見学会やモデルハウスに出かけられたそうです。
今回お話をお伺いしているときは、とくに何も気づかなかったのですが、奥様はもともとアトピーの症状がかなりひどかったらしく、リトミック教室でピアノを弾くときなど、ひどい時には手がひび割れて出血してしまうほどだったそうです。
ちょうどそのころ、結婚式のことも考えていらっしゃったそうで、結婚式までに何とか少しでもアトピーの症状を改善したいという思いから、アレルギーに関することをいろいろ調べたりしながら、半年ほど、本格的に食事から見直し、体質改善に取り組まれました。
一生懸命、真剣に取り組んだおかげで、結婚式までには、何とか大丈夫という状況まで改善されたとのことでした。
建築関係のお姉さんからも自然素材の家をすすめられていた
ご自身がそのような経験をお持ちということもあって、ビル建設などのお仕事をされていらっしゃる奥様のお姉様からも、「あなたは自然素材を使ったお家に住んだ方がいいよ」と、アドバイスをもらっていたそうです。
そういうこともあり、見学会やモデルハウスに行くときは、「きれいな空気のお家がいい」と相談していたそうですが、「計画換気」の性能をアピールしてくるところが多く、そのときは「計画換気があれば大丈夫なのかな・・・」と思っていたそうです。
中には、「引渡し前には、室内の温度を上げて一気に臭いを飛ばしますから、大丈夫です」と説明された会社もあったようで、この時に「家づくりは、本当に真剣にいろんなことを調べておかないと危ないな」と思われたそうです。
フリーペーパーの広告協賛のお願いがきっかけで、見学を予約
もともと子ども好きな奥様は、リトミック教室のお仕事や音楽療法士のお仕事などもされていたそうですが、たまたま、奥様が仲良くされていたお友達の旦那様が、子育て世代向けのフリーペーパーを出版されていて、「人手が足りないから手伝ってほしい」ということで、広告協賛の営業のお仕事をお手伝いすることになりました。
当時、配属された営業部署の先輩の女性は、協賛していただく会社にもこだわりがあって、「協賛していただけるのならば、考え方やコンセプトに共感できるようなお仕事をされている会社がいい」という思いがあり、その先輩から「バリア・フリー工房さんという素敵な会社がある」とお聞きになっていて、奥様は、バリア・フリー工房さんへ広告協賛のお願いに訪問することになったとのこと。
先輩からもいろいろ聞かれていらっしゃったそうですが、実際にバリア・フリー工房さんへおじゃまして、高橋社長のお話を直接聞いていると、バリア・フリー工房さんの家づくりの考え方やコンセプトにものすごく感動され、営業に行ったつもりでしたが、翌週の見学を予約してお帰りになったそうです(笑)。
「空気がうまい家」を実際に見学して、ご主人の真剣さにびっくり
バリア・フリー工房の高橋社長からは、市内にある娘さんのご自宅をご案内していただいたとのこと。
家の中をぐるぐると回遊できる作りで、連れて行った子どもたちが大喜びで、延々とぐるぐる走り回っていたそうです。
とても素敵なお家だったのですが、奥様がいちばんびっくりされたのは、見学会やモデルハウスなどに出かけたときは、いつもいつの間にかスーッといなくなるご主人が、高橋社長のお話を2時間も真剣に聞いていらっしゃったことでした。
ご主人にそのことをお伺いしたところ、「やっぱりこれから生まれてくる子どものために、安心できる家づくりをしたい」という思いと、住む人にとって本当に安心できる「自然素材」や「無垢材」というものはどのようなものなのか、徹底的に素材選びからこだわっている高橋社長に共感されたそうです。
そこからは一気に話が進んでいき、奥様の願いでもあった、リトミック教室を併用した「空気がうまい家」を建てられることになりました。
プランニングに関して、ご主人のご要望がどんなことだったかお尋ねしたところ、「小学生のころ体操をやっていたり、その後、野球をしたり、身体を動かすことが好きだったので、マイホームを作るときは、トレーニング機器を設置したジム部屋をつくりたい」と思っていらっしゃたそうです。
予定では、1階は奥様のリトミック教室の場所に使うので、2階のフリースペースをご主人のご要望をかなえる場所にしようと思われていたそうなのですが・・・奥様のミシンはすぐ目に入ったのですが、特にジム的なものは見当たりませんでした(笑)。
リビング空間と仕切ることができる、リトミック教室スペース兼遊び場
今回、K様が間取りプランで一番こだわられたのは、リトミック教室のスペースでした。
いろいろな方々が出入りされることを想定して、2つの工夫をされました。
◎玄関から入ってすぐに手洗いスペースをつくる
◎教室とプライベートのリビングのスペースを分けるため、大きな引戸で仕切れるようにする
このアイデアがしっかり実現され、1階を教室として使わない時は、引戸を開いて広々としたリビング空間になる、開放的で気持ちのいい住空間が生まれました。
自然素材の気持ちいい空間で、リトミック教室の子どもたちも元気いっぱい
リトミック教室には、待ち時間などでも子どもたちが遊べるように、高橋社長にお願いして雲梯(うんてい)も作っていただいとのこと。
ご主人も、思う存分、雲梯で体を動かされていらっしゃいました。
吹き抜けのリビング
リビングからは2階のフリースペースを見上げることが出来て、とても開放的です。
自然素材が生み出す空気もすがすがしく、とても居心地のいいお住まいになっています。
夏も冬も、ものすごく快適
実際にこのお住まいで暮らしてみての感想は、「もうとにかく最高です」と奥様。
「今でもときどき大自然の中でキャンプしているような気分になれるのが最高です」とご主人。
いちばんびっくりされたのは、冬の寒い時でも、リビングにストーブが一台あるだけで、汗をかくくらい家全体が暖かいことだそうです。
奥様からお聞きしたのですが、実は、このお住まいができる最後の最後まで、本当にストーブ一台で暖かくなるのか信じられなかったそうです(笑)。
夏の暑い時期も、聞いていた通りエアコン一台で充分で、「ものすごく快適に暮らしています(奥様)」とのことでした。
音響熟成木材の床の「冬のあたたかさ」や「夏のさらっとした感覚」は、言葉でお伝えすることがなかなか難しいのですが、一般的な無垢材は厚みが違い、表面を塗装していたりすることが普通なので、この違いだけでも体感していただくと違いがよく分かります。
それに加えて、木材の乾燥方法の違いでも、質が大きく変わります。
K様ご家族に、実際に暮らしをしている中で喜んでいただけて、とてもうれしく思います。
また、家づくりの当初、心配されていた奥様のアトピーの症状も気になることがなく、心身ともに健康的に暮らされているとお聞きして、本当に良かったです。
普段、健康に気を使われている方々も、「水」や「食事」は比較的気をつけることができるかと思いますが、なかなか「住む環境」まで意識することは少ないのが現状だと思います。
しかし、これまでのたくさんの事例の中で、実際に住む環境が健康に与える影響も大きいというのが、私たちが学んできたことであり、お伝えしたいことでもあります。
とにかく明るいお二人とお子様たちが、「空気がうまい家」で、これからもお元気に過ごしていただけたらと願っています。
また、この記事が、今後のみなさまの暮らしのお役に立つことが出来れば、うれしいです。
K様ご夫妻、ありがとうございました!