外壁は漆喰の塗り壁で、やわらかな印象。
お店のシンボルになっている猫が描かれた看板も品のある可愛らしさです。
化粧室の入口の目隠しとして設けられた縦格子は、空間デザインのアクセントにもなっています。

スペイン語の「SOL＝太陽」と「LUNA＝月」を意味する２つの言葉を組み合わせて「SOLUNA＝ソルーナ」と名づけられた、穏やかな里山のカフェ。
そこは、木と漆喰の自然素材が生み出す優しい居心地に満たされ、心と体に美味しいメニューと一緒に、窓越しの緑やおいしい空気も楽しめる、穏やかで心潤うひとときを過ごせる場所です。

木の香りをさわやかな風が運ぶ気持ちのいい空間。
素材本来の味を引き出した米粉のシフォンケーキなどのスイーツのほか、裏の畑で採れた無農薬野菜などを使った日替わりランチや、うどん、そば、カレーなど、カジュアルで体に優しく美味しいメニューが揃っていて、自然の恵みを五感でゆったりと味わえます。

「カフェ」のはじまりは16世紀半ば、栄華を誇ったオスマン帝国（トルコ）のイスタンブールにできた一軒のコーヒー店といわれます。
時は流れ、今では世界のどこででも美味しいコーヒーが楽しめる時代となりました。
一息つきたいとき、食事をしたいとき、人と会って話をしたいとき…私たちはいろいろな理由で、また時には理由もなくカフェを訪れ、おもいおもいの時を過ごします。
居心地のいいカフェがあるまちは、それだけで豊かなまちといえるのかもしれません。