三世代の時を
未来へ受け継ぎ
生き続ける家

The Home Lives On To The Future

三世代にわたり住み継がれてきた築68年の琉球古民家が、自然素材によるリノベーションで生まれ変わった、沖縄県糸満市のI様邸。
ご家族の歴史を刻んできた、有形文化財ともいえる赤瓦屋根の木造古民家に新しい命が吹き込まれて、いっそう心地よくなりました。

沖縄県糸満市 I 様邸
◎設計・施工 有限会社ラムハウジング

I’s Kominka
Okinawa-ken Itoman-shi
Presented by Lamb Housing

家は、生きている

「家って、生きているんだな」
リノベーションに携わられた、ラムハウジング川上晃奈社長の言葉です。

「家づくりの現場にいると、本当にたくさんのことを感じます。この古民家からも、たくさんの『気づき』や『学び』をもらいました」と語る川上さん。

今回のリノベーションでは、「心地よく暮らすって何だろう?」「自分を大切にする暮らしって何だろう?」ということを、ほんの少し立ち止まって感じる大切さを改めて学ばれたそうです。

ご家族とともに暮らしの歴史を刻んできた古い梁と、新しい命が香る音響熟成木材が見事に調和した心地のいいLDK

家づくりを通して川上さんがずっと大切にされているのは、「家づくりは、人生づくり。心と体の健康を育み、自分を愛する丁寧な暮らしへ」という想い。

「古いものをただ新しくするのではなく、『この家が持っているものを、どうやって次の暮らしへつないでいこう?』と考えながら、もう一度、家に新しい命を吹き込んでいく。それが、古民家リノベーションの素敵なところなのかもしれません」

築68年の面影を残す見事な梁が、幻の漆喰の自然な風合いと心地よく調和しています

職人の技も、未来へ生き続ける

技術を持つ職人さんが少なくなり、とても貴重なものとなった美しい手作り組子細工の木組み欄間。
音響熟成木材で生まれ変わった天井まわりにきれいに残されて、職人の技も未来へ生き続けます。

障子建具の下部に使われているモザイク硝子も、今ではとても貴重なものです。
モザイク硝子を通して、朝日が差し込む時間も、夜空に星が輝く時間も、ゴロンと横になっていても、外の光や景色のうつろいを感じることができます。

I様邸では、古民家の趣は残しながら、現代の暮らしに合わせ、水回りなどは設備機器も含めて一新されました。
音響熟成木材バスユニット仕様に生まれ変わったお風呂は、最高の気持ちよさです。

残された古材と音響熟成木材が見事に融合した空間です
廊下も古材を生かしつつ
音響熟成木材と幻の漆喰で新生しました

幸せな暮らしの循環を育む

 「沖縄は、戦争の歴史や、湿気・台風などの厳しい気候風土から、
古い木造住宅がきれいな状態で残っていることは、
決して多くありません。
だからこそ、68年の時を重ねたこの古民家は、とても貴重な存在です。長い年月、人の手で大切にされてきた家には、
そこに暮らしてきた人たちの時間や想いが刻まれています。
柱や梁、床や壁。そこに残る傷や風合いさえも、
その家が歩んできた時間の一部です」

 「家を大切にすることは、そこで暮らす自分自身を大切にすること。その想いは家族へ、そして次の世代へと受け継がれていく。
家が受け継がれ、暮らしが受け継がれ、
そこに込められた想いも受け継がれていく。
そんな『幸せな暮らしの循環』を、
家づくりを通してつくっていけたらと思っています」

そんなラムハウジングの川上さんの想い、そして願いは、
生かされた古材と自然の命が生きている音響熟成木材が
見事に融合して調和した住空間で、
しっかりと優しい実を結んでいます。
 
これからは民泊として新たな軌跡を刻むこの場所で、
かけがえのない素敵な物語が育まれていきますように。


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