カイケンコーポレーション

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SAiN Special Feature  2024 Summer

KAIKEN POSITION 私たちが提供できる価値

今号の特集は、SAiN20周年ということで、あらためてカイケンの原点を見つめ直し、私たちがみなさまに提供できる価値を「カイケン・ポジション」として、対比するキーワードでお伝えいたします。
SAiN67号の『SAiNエッセイ』でも取り上げさせていただきましたが、今号では私たちの考えに寄り添うキーワードをもっと深掘りして、みなさまと共有させていただきたいと思います。

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精神的 物質的

「物質的」というより「精神的」。
カイケンコーポレーション設立の原点には、「シックハウスやアレルギーなど、住まいの環境問題で苦しんでいる人々を一人でも多く救いたい」という思いがありました。
この思いをかたちにすることに尽力し、「幻の漆喰」と「音響熟成木材」、そして「空気がうまい家」が生まれました。
「ものづくり」の前に「心づかい」があるということを忘れず、「目には見えない価値」の精神を大切にしていきます。

生物的 機械的

「機械的」というより「生物的」。
「付喪神/九十九神(つくもがみ)」という言葉があるように、機械や道具は大切に使い込むことで「命」が時と共に「宿る」もの。
一方、生物にとっての「命」は、はじめから「宿っている」もの。
私たちの「生物的な家づくり」とは、自然に宿っている命を生かし、その力を引き出し、凝縮することでもあります。
人と自然の命が調和する住まいが、カイケンコーポレーションの理想です。

体感 計測

「計測」というより「体感」。
例えば「C値(気密性能)」、「UA値(断熱性能)」、「耐震等級」など、住まいの性能を表す数値があります。
もちろん、きちんとしたデータを住宅性能の指針とすることは大切ですし、カイケンでも取り組んでいますが、私たちがより大切にしているのは、みなさまご自身で実際に空気がうまい家を「体感」していただくことです。
自然素材の家づくりの素晴らしさを実感していただくには、目には見えない「空気」や「香り」、そして柱や床に手や足で触れたときの「感触」をご体感いただくことが、いちばんです。

人間の内部である精神面 文化的 文明的

「文明的」というより「文化的」。
技術や組織のシステム化など人間の外部にあるもの(文明 civilization)より、人間の内部である精神面(文化culture)を大切にしたいと考えます。
時代の潮流に左右される文明的なものではなく、時代を超えて普遍的な価値を持つことができる、文化としての家づくりを目指していきます。

東洋医学 西洋医学

「西洋医学」というより「東洋医学」。
痛みがあらわれてから、その表層だけに対処するのではなく、痛みの根本をたどって改善し、さらには「薬食同源」にもとづき、食や住環境など日々の暮らしそのものを健康的にしていくことが大切だと考えています。

物事の根本的な性質・要素 本質 現象

「現象」というより「本質」。
目の前に起こっている問題や課題にはきちんと対応しながら、常に物事の根本的な性質や要素の把握に努め、本質を追求していくことを忘れずにいたいと思います。

自然的 人工的

「人工的」というより「自然的」。
無垢・無塗装の音響熟成木材が代表するように、カイケンの健康自然建材は、自然の恵みをそのまま生かしたもの。
人の知恵や技術は、自然の力を引き出すためにこそあります。

生まれる 作られる

受動的に「作られる」というより、能動的に「生まれる」ということ。
私たちの健康自然建材は、余計なものを加えるなどして「作る」というより、自然の力を生かして「生み出す」というアプローチを基本にしています。

個々の体験にもとづく Narrative Based Evidence Based

証拠にもとづいたり、科学的根拠があったりする「エビデンス・ベース」というより、個々の体験にもとづいた「ナラティブ・ベース」であること。
空気がうまい家で暮らすようになられてからアトピーや体の具合が改善された方々の体験談など、実際にお住まいのみなさまのお声を何よりも大切にし、学ばせていただきます。

「自然環境蘇生」という理念のもと、自然素材の家づくりを通じて「健康的で気持ちのいい自然を楽しむ暮らし」という「体験価値」をみなさまにお届けしていくこと。
このミッションの達成に向けて、カイケンコーポレーションは、これからも一歩一歩、真摯に進んでいきます。

※取り上げたキーワードはあくまで私たちの立ち位置を表現するためのアウトプットであり、対比するキーワードや考え方を否定するものではありません