夏の旬食材 [とうもろこし]

たんぱく質、食物繊維、ビタミンB群、カリウムやマグネシウムなどのミネラルなど、栄養いっぱいで夏にぴったりのとうもろこし。
皮付きとうもろこしは、「鮮やかで濃い緑色の皮」と「褐色・黒褐色のひげ」が選ぶ時のポイントです。
茹でても焼いても美味しいとうもろこしですが、この夏のレシピはちょっと趣向を凝らして「とうもろこしのファラフェル」。
本来はひよこ豆でつくる中東のコロッケ「ファラフェル」を、とうもろこしで作ります。
とうもろこしの甘味に、ニンニクやスパイスの風味を加え、さっぱりしたヨーグルトソースでいただく、おかずにもおつまみにもなるヘルシーでオリエンタルな一品です。
中東のソウルフードともいわれるファラフェル。
穏やかな夏であることを願いつつ、お試しください。

OMOYA Recipe #028 
[とうもろこしのファラフェル]

材料(2人分)

◎とうもろこし(大) … 1本(正味150g)
◎枝豆 … 150g(正味)
◎玉ねぎ(荒いみじん切) … 1/4個
◎おろしにんにく … 1片分

【A】
◎塩 … 小さじ1/2
◎こしょう … 少々
◎クミンシード … 小さじ1/2
◎片栗粉 … 大さじ2

◎片栗粉 … 適量
◎サラダ油 … 適量

【ソース】
◎無糖ヨーグルト … 100g
◎レモン汁 … 1/4個分
◎バージンオリーブオイル … 大さじ1
◎塩・こしょう … 各少々
◎おろしにんにく … 1/4片分
◎ミント(みじん切) … 少々

作り方

1

とうもろこしは外皮を剥いて洗い、
ラップに包んで
電子レンジ600Wで約2分加熱する。

2

包丁で芯から粒を取り出す。

3

ボウルに「2」、枝豆、玉ねぎ、
おろしにんにく、「A」を入れ、
フードプロセッサーまたは
ハンドブレンダーで荒くつぶす。

4

「3」をバットに入れて平らにし、
冷蔵庫で約30分~1時間おく。

5

10~12等分にして丸め、
表面に片栗粉を薄くまぶす。

5

小鍋に2~3㎝サラダ油を入れ、
180℃に熱して、表面がきつね色に
なるまで揚げ焼きにする。

5

ボウルにソースの材料を全て入れて、
よく混ぜ合わせ、
「6」にかけていただく。

外はカリッと中はホロホロの食感で、とうもろこしの甘味にニンニクやスパイスの風味が効いた、
この夏新しいおすすめの一品。

レシピ  柴田 佳世子

福岡県福岡市生まれ。
京都女子大学短期学部家政食管理卒業後、同大学の家政学部食物栄養科研究室勤務。
福岡市のフードプロデュース会社を経て、2005年に独立。
レシピ作成、フードコーディネート、料理教室、イベント、レストランなどへのメニュー提案、食育、講演活動など、食と料理の様々な分野で幅広く活動中。

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