佐賀

佐賀市鍋島町の空気がうまい家®を訪ねて

佐賀県南東部の佐賀平野にひらけた人口約23万人の佐賀市。
脊振山系の山々と清流、佐賀平野に広がる田園、豊饒の海と呼ばれる有明海などの環境に恵まれています。
鍋島町は、佐賀市のほぼ中心部に位置しています。

木のドアと藍墨色の漆喰壁が渋モダン

今回旅するのは、空気がうまい家佐賀(株)ハート工夢店さんの「空気がうまい家」。佐賀駅から佐賀バイパス/国道34号線を経由して、10分ほどで新しい宅地の中にある空気がうまい家に到着です。

幻の漆喰「そとかべ」藍墨(あいずみ)色で仕上げられた外観が渋モダンな、25坪(約83㎡)の平屋。集成材・合板・クロス・輸入材・断熱材を使用していない本物の健康住宅です。

こちらは裏側の外観まわり。裏庭に配された樹木が、つつましい品をたたえた将来の美庭を想像させてくれます。濡れ縁/ウッドデッキの雰囲気とあいまって、経年がたのしみになるお庭まわりですね。

格子の意匠が品のある濡れ縁/ウッドデッキ

リビングに面した「濡れ縁/ウッドデッキ」は格子で仕切られ、個性的な空間になっています。晴れた日はもちろん、雨の日も、格子越しに眺める庭の樹木が絵になりそうです。

我が家の香りは心やすらぐ森の香り

音響熟成木材「黒」の階段を上がり、ドアを開けて室内へ一歩入ると、木の香りがいっぱいに広がります。「我が家の香りは森の香り」なんて、素敵ですね。

黒と白の幻の漆喰に音響熟成木材が映えます

藍墨色の玄関土間と幻の漆喰ピュアケアウォールを使ったナチュラルホワイトな壁の色との対比が見事です。玄関収納や引戸に使われた音響熟成木材の木の色合いも一際映えます。

平屋であることを忘れてしまいそうな開放感

LDKの天井は音響熟成木材の木目が美しく高く、開放感が空間いっぱいに広がります。「小さくつくり、大きく暮らす。そして永く使う」という住まいづくりのコンセプトが、しっかりと具現化されています。

LDKの隅に階段をたてかけて上ると、小さなロフトルームが設けられています。こどもたちのお気に入りの場所になりそうなロフトスペースは、空間を上手に使った場所です。

森の中のリビングで暮らすような気持ちの良さ

ロフトスペースから眺めたLDK。木の命が生きている音響熟成木材の自然美あふれる質感が、空間をナチュラルリッチな雰囲気にしてくれます。こんな場所でなら、居心地のいい日々が過ごせそうですね。

収納付きの小上がり畳スペースは、移動も可能。南九州産の杉が原木の音響熟成木材は軽いので、お部屋の模様替えなども気軽にできそうです。住まわれる方のアイデアで空間の使い方も広がります。

おおらかに末永く暮らせる小さな居室

空気がうまい家は、廊下も木の香りでいっぱい。右の写真は、こども部屋などにぴったりな、奥行のある小さなお部屋。もちろん、小書斎やホームオフィス、趣味の部屋など、使い方は自由自在です。

音響熟成木材と幻の漆喰ピュアケアウォールの組み合わせが、空間に心地よいリズムをつくっています。シンプルな住空間に奥深い自然の力が息づく「空気がうまい家」は、永く心地よく暮らせる、ほんとうの健康住宅です。

藍墨色の幻の漆喰壁で仕上げた趣きある居室

寝室を想定して作られたお部屋。壁を藍墨色の幻の漆喰ピュアケアウォールで仕上げることで、白の幻の漆喰壁とはまた趣きを異にする、ぐっと落ち着いた雰囲気になりますね。

お気に入りの読書ランプなどを置いて夜の読書を楽しんだり、ちょっとこだわったオーディオシステムで音楽を楽しんだり・・・。
みなさまなら、この空間をどのようにお使いになられるでしょうか。

まいにち湯快な極上のお風呂タイムを

「空気がうまい家」のバスルームは、音響熟成木材バスユニット仕様。音響熟成木材の甘く爽やかな香りが浴室を満たし、心身ともにしんからリラックスできる、贅沢なバスタイムを日常で楽しめます。

清潔で快適なクオリティをいつまでもお洒落に

幻の漆喰ピュアケアウォールと音響熟成木材の組み合わせで、清潔で快適な洗面室。お気に入りのデザインで、日々をお洒落に彩っていただけます。

トイレは、隠れたセンスの見せどころかもしれません。棚板と床板に音響熟成木材「黒」を使ったこの空間は、落ち着いていい感じです。

幻の漆喰ピュアケアウォールの壁にあしらった、小さなステンドグラス。日々の暮らしに香るささやかなセンスのひとつです。

いかがでしたか? 佐賀の空気がうまい家

佐賀県佐賀市鍋島町の空気がうまい家のご案内は、このあたりで。小さな旅のおつきあい、ありがとうございました。
さて、次回はどこのまちになるでしょう。どうぞお楽しみに。

つくり手からの伝言

私たちハート工夢店の合言葉は、「地球に住んでる幸せ」というものです。この言葉に託したのは、「生きる喜びを実感できる自然の安らぎに満ちた心と身体が幸せになる家づくり」を、こつこつと実現していきたいという思いです。

「家」はもともと、自然のもので作られていました。けれどいつの頃からか、化学建材が普及し、自然素材で作られる家は少なくなってきています。あまりに当たり前のことすぎて、日頃ついつい忘れがちですが、人も自然の一部です。穏やかな光や、やわらかい風に感じる心地良さは、そのことをいつも思い出させてくれます。

私たちは、日本の気候風土に根ざした「木と漆喰」という自然素材を使って、そこに暮らすご家族のみなさまと一緒に「生きていく」ことができる、いきいきとした住まいをお届けしてまいります。

空気がうまい家®佐賀
株式会社ハート工夢店 代表 南里 昇

「空気がうまい家」コンセプトハウスは、体感見学・宿泊ができます。
「さつま見学工場」へのアクセスなど、くわしくはこちらから

道くさ

佐賀市は、戦国時代の龍造寺家、江戸時代の鍋島家の城下町。長崎街道を中心に、歴史ある建物などが残ります。モデルハウスの見学がてらに、ちょっとまち歩きを楽しむのもいいかもしれませんね。

「徴古館」で鍋島家伝来の歴史資料・美術品をめでる

佐賀藩主・侯爵鍋島家伝来資料の歴史博物館「徴古館(ちょうこかん)」。鍋島家12代当主直映公により、昭和2(1927)年に佐賀県初の博物館として創設されました。その後、昭和20(1945)年に建物接収のため閉館となりましたが、平成9(1997)年に建物が国登録有形文化財の指定を受け、翌年、約半世紀ぶりに博物館として再開。現在は企画展や講演会、音楽会などのイベントが開催されています。
ふらりと立ち寄り、鍋島家36万石の歴史美術にふれてみられてはいかがでしょう。

公益財団法人鍋島報效会 徴古館
〒840-0831
佐賀県佐賀市松原2-5-22
●開館時間/9:30~16:00
●休館/日祝日・展示準備期間・年末年始
●TEL/0952-23-4200
●http://www.nabeshima.or.jp

佐賀で「お伊勢参り」を

全国で唯一、伊勢神宮の分霊を許された神社です。
初代鍋島藩主鍋島勝茂公の朝鮮出兵にあたり、戦勝祈願成就として慶長10(1605)年に遷座建立。その後、昭和15(1940)年の紀元二千六百年を記念して改築され、現在に至るそうです。
入口の肥前鳥居は、慶長12(1607)年に造立。境内にある一対の石造肥前狛犬もユニークで、一見の価値ありです。
子孫繁栄、商売繁盛、五穀豊穣の神様ですが、とくに子授祈願のご利益が名高く、九州一帯から多くの参詣者が訪れる「九州のお伊勢様」として、特別な神社になっています。
モデルハウス見学がてらに足をのばして、佐賀でできる「お伊勢参り」も、いいかもしれませんね。

伊勢神社
〒840-0844
佐賀県佐賀市伊勢町9-8
●TEL・FAX/0952-23-4221
●http://www.isejinja.or.jp/

食する

知る人ぞ知るラーメン。情緒ある町家建築でたのしむ和紅茶。モデルハウス見学の楽しみが広がる、味な場所をご紹介。

佐賀の人気ラーメン店のルーツはこの一杯にあり

佐賀の人気ラーメン店のルーツとも言われる「一休軒」。その一休軒の鍋島店として営業していたのが、ご紹介する「らーめん もとむら」さん。2011年の一休軒本店の閉店に伴い、「一休軒鍋島店」から「らーめん もとむら」と名を改めて再スタートされました。
見た目よりあっさり、でもしっかりとコクのあるとんこつスープにからむ、やや細めのストレート麺。ラーメン本来の味わいを堪能できる満足の一杯です。ラーメンにいなり(合うんです)の組み合わせが定番ですが、チャーシューたっぷりで生たまご入りの特製ラーメンもおすすめです。

らーめん もとむら
〒849-0000 佐賀市鍋島町大字八戸1144-1
●営業時間/11:00~20:30
(ラストオーダー/20:15)
●定休日/水曜日
●TEL/0952-26-8095

町家の和紅茶専門店でティーブレイクはいかが?

明治前期の貴重な町屋建築で、佐賀県遺産にも登録されている旧森永家(佐賀市歴史民俗館の7館のうちのひとつです)。
現在は、その佇まいの風情をいかしつつ、北蔵を和紅茶専門店「紅葉(くれは)」、居宅を鍋島緞通を扱う「織ものがたり」、南蔵を佐賀伝統工芸品を扱う「さがしもの」として、営業されています。
嬉野紅茶を始め、全国の和紅茶(日本産紅茶)の魅力を堪能できる専門店「紅葉」は、モデルハウス見学時のティーブレイクにおすすめしたい、すてきな場所です。

和紅茶専門店 紅葉~くれは~(旧森永家北蔵)
〒840-0823 佐賀市柳町4-7
●営業時間/11:00〜17:00
(イベントなどで変更になる場合があります)
●TEL/0952-37-6718
●http://www.creha.net/
●Facebook
https://www.facebook.com/creha.net/

佐賀市歴史民俗館
〒840-0823 佐賀市柳町2-9
●開館時間/9:00~17:00(16:30最終入場)
●入館料/無料
●休館日/月曜日(※月曜日が祝日の場合、翌火曜日が休館)祝日の翌日(※土・日の場合を除く)12月29日~1月3日の年末年始
※その他、特別整理期間など休館日に若干の変更があります
●TEL/0952-22-6849
●http://sagarekimin.jimdo.com/

お土産

城下町と言えば、やっぱり和菓子。とくに江戸時代に栄えた長崎街道沿いには多くの南蛮菓子が伝わり、「シュガーロード」とも呼ばれています。
また、佐賀の特産品である色絵磁器を有田の地で始めたのは、佐賀藩主鍋島家。400年の歴史を持つ鍋島焼・有田焼のうつわなども、モデルハウスへの小さな旅の思い出の品にいいかもしれません。のせた和菓子がさらに引き立つような、お気に入りのうつわと出会えたなら、空気がうまい家での暮らしのイメージも、ますます素敵に広がりますね。

城下町の粋な味の和菓子

佐賀県は、1世帯あたりの羊羹消費額が全国平均の2倍以上で、ダントツの1位。そんな佐賀を代表する羊羹が、明治32年創業の村岡総本舗で作られる「小城羊羹」。原材料を厳選し、伝統製法で仕上げた「特製切り羊羹」は、砂糖のシャリ感があり、中はやわらかい絶妙の口あたりです。
時間があれば、「羊羹のふるさと」と呼ばれる小城市小城町にある、レンガ造りの砂糖倉庫を改装した「羊羹資料館」を訪ねてみるのもいいかもしれません。

村岡総本舗
〒840-0801 佐賀市駅前中央1-11-1
●営業時間/8:00~20:00
●定休日/なし
●駐車場/6台
●TEL/0952-29-466
http://www.muraoka-sohonpo.co.jp

直営店で見つけるお気に入りの有田焼

明治36年の開店以来、永きにわたって親しまれている有田焼窯元、深川製磁の直営店。最新の品、人気の品、アウトレット品などなど、形も大きさもお値段も、さまざまな有田焼が揃います。
空気がうまい家のナチュラルな住空間によく似合う、お気に入りの有田焼を見つけられるといいですね。

深川製磁 佐賀店
〒840−0831 佐賀市松原3丁目4−17
●営業時間/10:00~18:00
●定休日/無休
●駐車場/なし
※近くに有料駐車場があり、無料駐車券をもらえます。
●TEL/0952-26−2349
●www.fukagawa-seiji.co.jp/info/saga.htm

佐賀、鍋島町へよい旅を!

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