大村市は長崎県のほぼ中央部に位置し、東に多良岳、西に大村湾を望む人口約95,000人の街。世界初の海上空港、長崎空港がある長崎県の玄関口です。波静かで穏やかな大村湾に沈む美しい夕陽や、大村公園(玖島城跡)の桜や花菖蒲などで名高く、かつての大村藩18代領主の大村純忠は、日本初のキリシタン大名として知られています。
●空気がうまい家®長崎県央 こころ工房(株) 体感ハウス
〒856-0805 長崎県大村市竹松本町
今回は、長崎県大村市竹松本町JR大村線竹松駅近く、空気がうまい家長崎県央こころ工房(株)さんの「空気がうまい家体感ハウス」。
お施主様のご協力により、期間限定で特別に公開されています。
2017年2月で築4年半を迎えた「経年美化」にも注目です。
約32㎡の平屋建て。シンプルなデザインの外観です。おじいさまの代から引き継がれた、趣のある日本庭園風のお庭も素敵です。
お伺いした日は雨模様でしたが、雨の降るお庭もまた味わい深いものです。雨にぬれた緑は深く濃く、目をたのしませてくれます。
音響熟成木材の香りがいっぱいに広がる玄関は、ゆとりのある土間の使い方が見事です。幻の漆喰が塗られたつい立て壁の横は引戸で、簡単に奥の収納スペースを隠すことができます。
幻の漆喰が塗られたつい立て壁の横の引戸を開くと、ウォークインクローゼットのように土間を通路としていかした、ゆったりとした収納スペースが設けられています。また、廊下の引戸を開くと、リビング・廊下・玄関がつながり、開放的でより広々とした雰囲気に。
薪ストーブのあるリビング・ダイニング。新築から4年半を経て、深みのある飴色に変化してきた音響熟成木材が、住空間の雰囲気を奥ゆかしい上品さのあるものにしています。なんとも心が落ち着きます。
なめらかさとつややかさを増した、音響熟成木材のうづくりフローリング。足のうらに感じるその心地良さ、ぬくもりは、普通のフローリングとはかなり違います。ぜひ一度、ご体感いただきたい床材です。
音響熟成木材を使って、キッチンや食卓などの一式をデザインするダイニングアート。お施主様のこだわりに応じて、ご家族ならではのすてきな「食のシーン」をつくります。
音響熟成木材の手作りキッチンは、使い込むほどに木肌の味わいが増し、愛着も深まってくる、まさに一生もののキッチンです。キッチンスペースには、食器棚やパントリー(食品・食器収納室)も設けられ、使い勝手もいい空間に仕上がっています。
音響熟成木材、幻の漆喰、竹炭入り清活畳で作られた和室。ごろんと寝転ぶ寛ぎの空間として、お客様を迎えるおもてなしの空間として、趣味の時間を楽しむ空間として、多彩に使えるスペースです。
和モダンなペンダント型照明、木工アーティストの手による照明スタンド、障子からのやわらかな自然光など、和の空間を彩る「あかり」にもいろいろとこだわることで、空間の魅力がより際立っています。
元気に遊びまわるこどもたちの姿が目にうかんできそうな、自然素材が気持ち良さそうなキッズルーム。ベッドスペースの下に机が置けるスタディスペースを設けるなど、空間が有効的に使われています。
こどもたちの部屋(写真上左)とご夫婦の寝室(写真上右)は、それぞれの部屋の引戸を開くと廊下をまたいでつながります。
調湿作用のある幻の漆喰と音響熟成木材は、水まわりにも最適。清潔でにおいも気にならない快適な空間を、いつまでも保てます。
-
ステンドグラスが素敵な建具。
-
薪ストーブは冬の日を豊かにします。
-
玄関脇のフックはアンティーク調。
-
ご主人の掘りごたつ式ミニ書斎。
-
つくりつけの本棚でいつでも読書を。
-
絵を花のように飾る暮らしの楽しみ。
講師は、世界的に活躍されているギタリストの山口修さん。
大村の「空気がうまい家体感ハウス」では、こころ工房さんや地域のみなさまの主催で、さまざまなイベントが行われています。
例えば、写真のギター教室、お料理教室、ベビーフォト&マッサージや整理収納などの各種講座、会合やセミナーなどなど。
地域のみなさまに愛され、集いの場になるって素晴らしいですね!
長崎県大村市松本町の空気がうまい家をめぐる小さな旅は、このあたりでおしまいとさせていただきます。ありがとうございました。
またいずれ、別のまちの空気がうまい家でお会いいたしましょう!
モデルハウス住所 〒856-0805 長崎県大村市竹松本町
こころ工房は「住まい手さんの暮らし心地を如何によくするか、そのよい心地を如何に長く保つか」という答えの一つとして、「空気のキレイな家」を提供しよう、と考えました。
使用する建材は天然素材です。
建材として利用されるまでの過程で化学物質は一切使われていないことは工場などを訪れて確認済みです。
「空気のキレイな家」を実現するために、活きた建材を使うことにしました。
こころ工房が使っている「幻の漆喰」や「音響熟成木材」などは、その熟成方法や製造過程で「活きた状態を保つ」ように工夫されています。
これらを使うことで「空気のキレイな家」を実現し、「永く住むことが出来る家」「よい暮らし心地が永く続く家」を提供させていただいています。
空気がうまい家®長崎県央
こころ工房株式会社 代表取締役 井手 誠一
「空気がうまい家」コンセプトハウスは、体感見学・宿泊ができます。
「さつま見学工場」へのアクセスなど、くわしくはこちらから
大村氏の城下町として栄えた歴史と自然が香る大村市。キリシタン文化を訪ねるもよし、美しい夕陽を愛でるもよし、名物・大村寿司に舌鼓を打つもよし、モデルハウス見学がてら、大村をお楽しみください。
慶長4年(1599年)から幕末までの約270年間、大村氏の居城だった玖島城。現在は大村公園として整備されています。
「日本のさくら名所百選の地」にも選ばれており、ソメイヨシノや国指定天然記念物で名桜中の名桜と言われる「オオムラザクラ」など、約2000本の桜が3月下旬から4月中旬頃まで咲き誇ります。
約30万本・170種類もの花菖蒲も名高く、6月上旬には「花菖蒲まつり」も開催。
大村の歴史と自然美を愛でるなら、ぜひ立ち寄りたい場所です。桜や花菖蒲の時季なら、さらに楽しめそうですね。
大村公園(玖島城跡)
〒856-0834
大村市玖島1-43
●開園/年中開放
●駐車場/137台(無料)
花まつり期間中は別に臨時駐車場あり(500台)
●TEL/0957-53-4111
(大村市観光振興課)
大村氏12代当主・大村純忠、その甥の肥前日野江藩初代藩主・有馬晴信、豊後国大友氏21代当主・大友宗麟らのキリシタン大名は、その名代として10代の少年4人、伊東マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルティノを「天正遣欧少年使節」としてヨーロッパに派遣しました。
その出帆400年を記念し、長崎空港へ渡る箕島(みしま)大橋のたもとに「天正遺欧少年使節顕彰之像」が建てられています。森園公園の一角にあるので、夕陽を眺めるときに立ち寄ってはいかがでしょう。
〒856-0815
大村市森園町
※森園公園駐車場の一角にあります
●TEL/0957-53-4111
(大村市文化振興課)
大村市のキリシタン史跡を旅するなら
◎長崎県大村市観光情報サイト
「よって行かんね おおむら」
http://e-oomura.jp/sansaku/
大村湾を望む森園公園は、夕陽を眺める絶好のスポット。海風を感じながら、海にゆっくりと沈んでいく夕陽の美しさは、一度見たら忘れられません。海に浮かぶ長崎空港の夜景も絶品です。
森園公園では、食のイベントや野外ライブなど、いろいろなイベントなども開催されています。
森園公園
〒856-0815
大村市大村市森園町1484
●TEL/0957-53-4111
(大村市観光振興課)
●大村市WEBサイト 森園公園
http://www.city.omura.nagasaki.jp/kouhou/
shise/shokai/shisetsu/koen/11.html
江戸時代、南蛮貿易の砂糖を運ぶ「シュガーロード」と呼ばれた長崎街道の宿場町だった大村は、砂糖を多めに使った甘い味つけの料理があります。
また、豊かな自然が育む素材の味をいかした美味しいものもいろいろです。
大村寿司は、戦国時代、大村家の勝ち戦を祝って、もろぶた(木製の長方形の箱)に炊きたてのご飯を敷き、近海の魚や野菜などを載せた即席の押し寿司がはじまりと伝わっています。
シイタケ、かんぴょう、錦糸玉子などで華やかに彩られ、ほのかに甘いその味つけは、大村のお祝いの席や、宴会、行楽などには欠かせない名物です。
ぜひぜひお試しあれ!
元祖大村角ずし やまと
〒856-0832
大村市本町474-5
●営業時間/10:00〜20:00
※持帰りは7:00〜
17:00以降は要予約
●定休日/火曜
●TEL/0957-52-3546
http://www.kakuzushi.jp/
ぎおん本舗
〒856-0837
大村市西本町581-2
●営業時間/レストラン 11:30〜15:00
●営業時間/売店 9:00〜18:00
●定休日/レストラン:月曜/売店:不定休
●TEL/0957-53-2118
大村の野菜、フルーツの味を存分に楽しめる「おおむら夢ファーム シュシュ」。
大村の新鮮なジャージー牛乳で作ったアイスクリーム、地元の果実や野菜を使ったシャーベット、地元の小麦を使った焼きたてパン、大村産の最高級牛・豚肉と地元産野菜のバーベキュー、ランチバイキング、収穫したばかりの季節の野菜と果物や加工品の直売などなどなど!おいしい大村がまるごと揃っています。
フルーツ狩りや料理体験もOK。
おおむら夢ファーム シュシュ
〒856-0005
大村市弥勒寺町486
●営業時間/10:00〜18:00
●定休日/第3水曜日
●TEL/0957-55-5288
【ぶどう畑のレストラン】
●ランチバイキング/11:00~15:00
●夜(前日までのご予約のみ)/17:00~22:00
●TEL/0957-55-5289
http://www.chouchou.co.jp/
体感モデルハウスの近くにある、自然食レストラン「ナチュラルキッチンきらら」。
「スローフード」をコンセプトに、地元産の旬野菜と無添加調味料を使った、玄米・雑穀中心のマクロビオティックメニューなど「空気がうまい家」の旅にぴったりの、心と体にやさしい食事を楽しめます。
店内では、自然食のお弁当や、無農薬野菜、無添加調味料、お菓子、みそなども販売。豆腐や豆乳で作るデザートは、アレルギーのある子どもたちにも安心です。
体感モデルハウスでは、「自然食料理教室」も開催中。気になられた方は、お気軽にお問い合わせされてみてください。
ナチュラルキッチンきらら
〒856-0805
大村市竹松本町952-6
●営業時間/10:00〜18:00
●定休日/日曜日
●TEL/0957-55-6063
https://www.facebook.com/naturalkitchen
kirara/
大村のお土産でおすすめしたいのは、やっぱり「おこし」と「塩ゆで落花生」。
他所ではほぼ見かけることのない、大村ならではのユニークなものではないかと思います。
創業延宝7年(1679)、中国の欣済(きんざい)上人が伝えたといわれる大村名物のおこし「へこはずし=兵児寿司」。
「おこし」なのになぜ「寿司」かといいますと、300年ほど前にお殿様に献上した際、そのあまりのおいしさに我を忘れたお殿様が「ヘコ(ふんどし)が外れた」ことにも気づかず食べ続けた、という逸話に由来しているそうなのです。
香ばしくサクサクとした食感でありながら、米粒はふわっとして硬すぎず、食べやすいおこしで、黒糖の甘さと風味がアクセント。大人からこどもまで人気の名物を、お土産にいかがでしょうか。
兵児葉寿司おこし本舗
〒856-0009
大村市松原本町355
●営業時間/8:00~18:00
●休/日曜
●TEL/0957-55-8453
http://soraeki.com/shopbrand/ct24/
大村では誰もが知っている「ゆでピー」こと「塩ゆで落花生」。創業昭和24年の老舗「浦川豆店」では、コクと甘みが強い希少な国産落花生を使用し、昔ながらの平釜で、ご自慢の釜で、殻つきのままじっくりと2時間半かけてゆで上げられます。
おいしいさの決め手は、ゆで加減・塩加減・選り分け。ゆで上がったピーナツは、ひとつひとつ吟味して選り分けられているのです。良い加減の塩味が落花生本来の甘みと風味を引き立たせ、ビールのおつまみに、こどもたちのおやつに、うれピー大村名物です!
浦川豆店
【本店】
〒856-0837
大村市西本町478-11
●営業時間/7:00〜19:00
●休/不定休
●TEL/0957-52-2432
【駅通り(アーケード)店】
〒856-0832
大村市本町403-1
●営業時間/8:00〜18:00
●休/不定休
●TEL/0957-53-2420
http://yudepii.com/