技と知恵を伝える

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日本の未来の家づくりは、日本古来の家づくりかもしれません。カイケンは、日本の伝統工法による住まいづくりを支援していきます。

伝統工法による家ができるまで
一.墨付け
二.カンナがけ
三.手刻み
四.木組み
五.上棟
六.小舞竹を仕込む
七.土壁を塗る
八.床板貼り
九.『音響熟成木材うづくりの床』
十.『幻の漆喰』仕上げ

職人さんたちの技術

もともと、日本の家の新築は、大工さんが仮小屋を建て、
そこで墨付けや手刻みを施し、材料の加工を行っていました。
当時の子どもたちはその作業風景を見ながら、
知らず知らずのうちに材料のことや道具の種類、
作業工程を覚えていました。
また、家はたくさんの業種の職人さんたちの技術が
集まって成り立っていました。
竹を組み土壁の下地を作る小舞職人さん、
土と藁を足で踏み込んで土壁を作り、
漆喰を大釜で煮込んで仕込む左官職人さん、
こういった伝統技術も今ではほとんど見られません。

日本の伝統建築

最近の木造住宅の大半は、
プレカット工場で機械加工された材料が使用されています。
大工さんは、予め加工された材料を
プラモデルのように組み立てていく…。
一本一本の材料に職人さんたちの魂が
込められていた頃にくらべると、なんとも寂しい。
このままだと、あと10年もすれば、墨付け、手刻み加工などの
真の日本伝統建築文化は消えてしまうのではないでしょうか。
伝統建築の懸念として、手間が掛かり非常に割高になるなど、
コストの問題があります。
確かに、家を建てることだけで考えるとその通りだと思いますが、
総合的に判断すると、決してそうではありません。
「建物の寿命」、「二酸化炭素の削減」、「安全性」、
「居住性」、「身体の健康」などの全てを
満たしてくれるのが日本の伝統建築なのです。

伝統文化を受け継ぐ

この技術を守るために、私たちカイケンコーポレーションでは、
墨付け、手刻み加工、竹の小舞下地の土壁など、
日本の伝統工法を全面的に取り入れた、
新建材や集成材を一切使用していない
「空気がうまい家・体感モデル住宅」の
開設をすすめていきたいと思います。
また、将来を担う子どもたちの社会勉強にも役立つよう、
手作業での加工状況を記録したビデオを制作するなど、
伝統文化を受け継ぐ日本の家づくりをサポートしていきます。

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